教科書などで「最初の政党内閣」とされる第一次大隈内閣(隈板内閣、明治33年)は、 自由党と進歩党(旧改進党)が合同してできた憲政党(明治31年)による内閣ですが、 この大合同を裏で画策したのが平岡浩太郎です。
大隈内閣は間もなく瓦解し、憲政党も分裂しますが、旧自由党系を中心とする新憲政党は、 伊藤博文を党首とする立憲政友会を組織します。
一方、玄洋社系は、桂太郎による立憲同志会を経て憲政会(のち立憲民政党)に参加し、 福岡においてその中心人物となったのが中野正剛です。
今回の講演会は、近年公開が進んだ新しい史料を用いて、戦前日本の政党政治の展開の中で、 福岡の政治家がどのような国家のあり方を模索したのかを明らかにします。
【演題/講師】
「平岡幸太郎と明治国家構想」
季武 嘉也 氏(創価大学名誉教授)
「大正・昭和期の政党と玄洋社人脈の変遷—中野正剛を中心に」
有馬 学 氏(九州大学名誉教授/福岡市史編集委員会委員長)
2025年12月21日(日曜日)午後1時30分~午後4時(予定)※開場は午後1時
福岡市博物館 講堂
入場無料
240名(要事前申込)
1.往復はがき(1枚で2名まで)※12月7日(日曜日)消印有効
往信・返信に必要事項をご記入の上、下記の申込先までお送りください。
■往信はがき:氏名、住所、電話番号を記載 ※2名の場合は2名分の氏名を記載
■返信はがき:申込者(代表者)の郵便番号、住所、氏名を記載
■申込先:〒814-0001 福岡市早良区百道浜3丁目1-1 福岡市博物館 市史編さん室 市史講演会係
2.メールフォーム(1回で2名まで)
下記URLからご応募ください。
https://ttzk.graffer.jp/city-fukuoka/smart-apply/surveys-alias/lec20
※メールアドレスが必要です。
※申込みが完了しても、自動返信メールは送られません。
3.メール(1通で2名まで)
PCまたは携帯メールにて、必要事項を入力して下記申込先メールアドレスにお送りください。
■メールタイトル:「市史講演会申込み」
■本文:申込者の住所、氏名、電話番号、メールアドレス ※2名の場合は2名分の氏名を記載
■申込先:shishi.EPB@city.fukuoka.lg.jp
※携帯メールからお申込みになる場合は、市史編さん室からの回答メール(2000字程度のテキストメール/当日の入場券を兼ねる)が受信できる機種に限ります。
※申込みが完了しても、自動返信メールは送られません。
久留米大学
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