【育成会主催 地引網体験】博多湾と共生する人々と生きものたち

10月28日午後、校区育成会主催「博多湾を知ろう!地引網体験」が行われました。まず能古島で生まれ育った漁師の娘鈴木さんより「昔の島の暮らしぶり」を伺いました。鈴木さんの幼少期には、みんな日が暮れるまで海山で遊んだそうです。食卓にはとれたてのシャコやエビが鍋いっぱいに並んだこと、大事なことは全て自然の中で学んだこと…決して贅沢ではなかったけれど豊かだった昔の様子を紹介してくれました。スクリーンには「今の博多湾の生き物」も映し出され、今でもたくさんの生き物が生息していることも学びました。その後、西の海岸に移動し、現役漁師の誠さん親子が操業する漁船から広がる地引網を、二手に分かれて参加者全員で引っ張りました。獲れたての魚は捌かれ、能古の伝統料理「茶粥」と一緒に美味しくいただきました。

 

自然の中で遊ぶことの大切さを語る鈴木さん
地引網の仕方を教える誠さん親子